こんにちは、のらねこです。
今回はマインドセットのやり方となぜマインドセットが必要なのか?の理由を簡単にまとめました。
今までの記事の中で何度か触れてきたことをまとめて解説します。
マインドセットというと、なんだか意識高い系の人のビジネスセミナーで使われる言葉のように感じますが、個人としての心持ちという意味でも十分に価値のある考え方なのです。
あなたは今の自分の心持ちや置かれている立場に不満や不安はありませんか?マインドセットで明るく前向きな思考にリセットしていきましょう!
この記事を読んでもやもやとした気持ちにさようならをできますよ!
マインドセットとは何か
そもそもマインドセットという言葉、最近のビジネス界隈で使われている言葉だと感じられている方も多いかと思います。
しかし、ビジネスの分野に限らず個人の「見つめなおし」にもとても効果のある方法で、ここでマインドセットとは何か?を考えて、自分の生活習慣に取り入れていくことで人生を変える力とすることができます。
言葉通りに日本語化すれば気持ちも切り替え・持ち方ということです。How toのようなもので、考え方の棚卸と整理です。
ネガティブな思考をプラスのポジティブ思考に置き換えるにはどうすればいいのか?こういったことを言うんですね。
マインドセットとは、辞書から引用すると
マインドセット
英語:mindset
マインドセットの意味
マインドセット(mindset)とは、自身の習性として根付いた物の見方や考え方、を意味する表現。「思考態度」と訳されることもある。先入観・信念・判断基準・無意識の思い込み、等々の思考の傾向を指す。
英語におけるマインドセット(mindset)
マインドセットは英語の mindset をカタカナ表記した外来語である。れっきとした英語の語彙であり、和製英語ではない。英語の mindset の意味・ニュアンスも日本語の「マインドセット」とおおむね同じである。英語では、たとえば change one’s mindset(見方を変える・意識を変える)といった言い回しで用いられる。
心理学におけるマインドセット
心理学においては、プラスの影響を与える「グロース・マインドセット(growth mindset)」と、マイナスの影響を与える「フィックスト・マインドセット(fixed mindset)」を分けて定義している。
ビジネスシーンにおけるマインドセット
ビジネスシーンでは、成果を出すための「心構え」といった意味で用いられる。マインドセットは、個人に限らず企業や組織などの集団にも存在する。企業のマインドセットは、製品や事業などの特性、経営戦略や経営理念などによって形成される。
マインドセット(mindset)とは、自身の習性として根付いた物の見方や考え方、を意味する表現。「思考態度」と訳されることもある。先入観・信念・判断基準・無意識の思い込み、等々の思考の傾向を指す。
まさに自身の習性として根付いた物の見方や考え方、そしてそこから生まれる先入観や判断基準といった思考を変えてみることです。
つまり、いままで自分の培ってきた思考、それに至った環境を見直すことで、新しいマインドをセットしましょうということです。
切り替えが大事ですよ、ということとその具体的な方法について、ということがマインドセットの手法です。
マインドセットの種類
心理学においては、プラスの影響を与える「グロース・マインドセット(growth mindset)」と、マイナスの影響を与える「フィックスト・マインドセット(fixed mindset)」を分けて定義している。
これを私たちの普段の生活レベルに落とし込んで考えると、Fixed mindsetをgrowth mindsetに切り替えようということ。
つまり、固まった思考から、成長する思考へ変えていく、ということです。
マインドを成長する思考に切り替えることで、何をするにしても無理とは思わず、「出来る」と考えたり意識や覚悟の面でプラスの作用を生み出そう、そうすることでより良い自分になるためのベースを作っていきましょうねということ。
あなたはどっち?
ここでマインドセットを語る上で良く出てくる事例を挙げます。あなたはどう感じますか?
アフリカで靴を売るセールスマンの話
靴のセールスマン2人がアフリカにセールスに向かいました。ところが、アフリカでは靴を履くという習慣自体がありませんでした。
これがプラスの影響を与えるマインドの持ち主か固定されたマインドの持ち主かの違いとなります。
行動する前から諦めてしまうマインドと、チャンスと捉える前向きなマインドの違いですね。
マインドセットと根性論は違う
ここまでの話で、マインドセットは気合で何とかする根性論と違いがないんじゃないのか?と感じる方もいるかと思いますが、マインドセットと根性論は違います。
マインドセットはものごとに対する前向きな姿勢や、新しい事に挑戦する精神に重きをおいているもので、ただ単に根性と気合で何とかしようという表面的な根性論とは質が違うのです。
マインドセットの方法
マインドセットを切り替えること、つまりは今までの自分の固定観念を捨てて、新たにポジティブな思考に切り替えることは簡単にはできません。
上にも書いた通り、個々人のマインドというのはそれまでの習慣や環境、成功体験の有無などから出来上がったものなので、それを一朝一夕に変えるということは難しいでしょう。
そこで、具体的に目に見える形で実践し、繰り返していくことが必要になります。
マインドセットを行う6つのポイント
ここからは日常的に取り組めるポイントを6つ挙げていきますので、行動の参考にしてください。
その1 目標や望むべき姿を言葉にする
何となくしたイメージではなく、具体的に言語化することで目標を明らかにします。頭の中で思っているだけではなく、実際に言葉にし、声に出すことで自分自身に目標やなりたいものになる暗示をかけていきます。
その2 やると決めたことは実行に移す
まず行動し、実行に移すことです。頭の中で考えているだけでは、なかなか習慣づきません。
その3 思考や行動のクセを指摘してもらう
今までの思考とは別のことをするわけですから、以前と変わらない思考・行動であったらそれを外部から指摘してもらうことで、気づきが生まれてそこから改善をすることができます。
その4 自分自身に関心を持つ
いままでの自分よりも自身の才能を伸ばすことができるということを前向きに考えて、自身の思考に関心を持って変えていくことが必要です。
その5 目標に向けての到達日誌をつける
自身の行動を文字に記し、振り返りをすることで思考のパターンを分析し改善する手がかりを作ります。
その6 苦労を覚悟して挑戦する
新しいやり方や思考をすることは苦労を伴います。ここはあえて苦労を覚悟して努力をする必要があります。
マインドセットを行う時の注意
上に6つのポイントを表しましたが、これらすべてを1度に行おうとするのは強烈な自己否定に繋がるので注意が必要です。
マインドセットは過去からの積み上げを一度棚卸するわけですから、その過程で過去からの自分を創ったことがらを見つめなおし、再構築していくことが重要です。
ですから、一度に全部ということは考えずに、徐々に思考を整理して組みなおしていく姿勢で臨むのが良い手法と言えるでしょう。
途中で辛くなったらお休みし、継続していくことを意識しましょう。
マインドセットの必要性・まとめ
マインドセットは、これまでの凝り固まった思考のクセを取り除き、新たにポジティブな思考を組みなおすことで自分の生活や人生観にプラスの影響を与え、人生を豊かにするために必要な手法です。
人はいつからでも変わることができます。今からでは遅すぎるという事はありませんので、考え方の一つとして頭の隅に置いておくと良いでしょう。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
これはヒンドゥー教の教えですが、マインドセットとはここで言う心持ちを変えることなんですね。
ものの見方を一方からだけではなく多面的に捉えること、思い込みを捨てて新しい見方を見つけること、どうせ新しく見つけるのならばポジティブな捉え方を身につけること、そうすることで物事は良い方向に動いていく、ということ。
今、あなたが何かしらの行き詰まりや閉塞感を感じているならば、この方法でものの見方を変えてみてください。
能動的に、アクティブに、プラス思考を持って生きていくほうがずっと幸せになりますよ。
ではまた
北の国から…
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