こんにちは、のらねこです。
今回のテーマは無職を気にしないマインドセット法です。どうしても後ろ向きになる「無職」の状態って、心身に悪い影響しか与えないですよね?
そんな時こそ敢えてポジティブに思考を切り替えていくことのほうが有意義です。
ここではそんなテーマで体験談を交えたお話をしたいと思います。
少し長いですが体験談つきですので最後までお付き合いください。
無職が辛い実際のところ
無職が辛いのはどういった場面なのか?ここで整理してみましょう。あなたの気持ちの中にも刷り込まれているかもしれません。
周囲の目
無職でいると辛いのは、周囲の目や社会の目という対外的なところではないでしょうか?
「仕事をしていない」=「平日昼間からうろうろしている」=「変な人」と思われるのが辛いのではないでしょうか?
人は社会的動物ですから、社会と繋がりを持って相対的に自分のポジションを確立するという面が確かにあります。
自宅に籠る
周囲の目が気になって自宅にこもりがちになると、精神が追い詰められてきます。
これは非常に良くないことです。自分の内面に向き合いすぎて「私はなんてダメなんだ…」とか「同期のあいつらはあんなに働いているのに」とか鬱々としてしまいます。
これも結局は「他人と比較」している状態です。
仕事をしていれば目先の仕事に追われ、こんなことは考えないものですが、いざ独りになるとどうしても内向的思考し陥りがちです。
自分が少数派だと思う
周りの同期が働いているのに、自分は何もしていない。自分は少数派だと思うとやはりこれも行動を委縮させてしまい、自分を追い詰めることになります。
これも自分が辛くなるだけで、何も良いことはないです。
マイノリティ―であることに不安を感じるのは以下に述べる日本人の特徴にも現れてきます。
信用力・組織の裏書がない
日本人はとにかく組織への帰属意識が強いです。名刺一つを取ったとしても、「あの〇〇会社の部長さん」と「個人事業主の〇〇さん」だと前者のほうが信用力が上がります。
クレジットカードとかの審査でもそうですし、ローンの借り入れもそうでしょう。
私は個人事業主から法人成りしたときに事業用の土地建物を買いました。その際銀行から借り入れをしましたが、信用保証協会付きの融資を受けるにあたって過去5年間の青色決算申告書を出しました。
当時30歳でしたが、事業が好調であることと事業計画書の内容、また、借り入れ期間が短いことを条件に融資を得ることができました。これが1流企業の課長さんや、私の前職である公務員であればあそこまでの苦労はしなかったと思います。
社会的信用というのは組織の裏書によって決まるので、無職という状態が辛くなるのです。
固定収入がない
結局、追い込まれるのは「お金」の問題でしょう。
以前の記事でも触れていますが、お金は「手段」であって「目的」ではないのですが、無職の状態だと自分に対する「対価」がない、と考えてしまう。
労働=対価の獲得と見ると、対価がない=労働してない=自分は無価値だ
という絶対的な負のスパイラルに陥ります。
これが一番危険な思考で避けなければならないところです。
とは言っても現実問題生活をするにはお金が必要ですし、税金や社会保険料は無収入の状態でも容赦なくかかってきます。
私も今は去年の収入に対する住民税やら今年の固定資産税やらの請求が来ていてどうしたものな…と悩んでいます。
無職の辛さを受け入れるための対処法・マインドセット
以上のように、無職状態というのは精神的孤立と金銭的問題がつきまとうことがわかりました。ここからはそれぞれの項目に対する対処法からマインドセットをしていきましょう。
マインドセットとは?
マインドセットとは、辞書から引用すると
マインドセット
英語:mindset
マインドセットの意味
マインドセット(mindset)とは、自身の習性として根付いた物の見方や考え方、を意味する表現。「思考態度」と訳されることもある。先入観・信念・判断基準・無意識の思い込み、等々の思考の傾向を指す。
英語におけるマインドセット(mindset)
マインドセットは英語の mindset をカタカナ表記した外来語である。れっきとした英語の語彙であり、和製英語ではない。英語の mindset の意味・ニュアンスも日本語の「マインドセット」とおおむね同じである。英語では、たとえば change one’s mindset(見方を変える・意識を変える)といった言い回しで用いられる。
心理学におけるマインドセット
心理学においては、プラスの影響を与える「グロース・マインドセット(growth mindset)」と、マイナスの影響を与える「フィックスト・マインドセット(fixed mindset)」を分けて定義している。
ビジネスシーンにおけるマインドセット
ビジネスシーンでは、成果を出すための「心構え」といった意味で用いられる。マインドセットは、個人に限らず企業や組織などの集団にも存在する。企業のマインドセットは、製品や事業などの特性、経営戦略や経営理念などによって形成される。
ここでは主に先入観・思い込み・判断の基準がどうですか?ということで扱います。
周囲の目=ホントに気にする必要ありますか?
さきほど周囲の目を気にするあまり、独りで引きこもるようになると危険です。と書きました。
でも、それって本当にそうでしょうか?
例えば「投資家が東京前場の30分だけオンラインで1日分の稼ぎを出して後は自由」にしていたり、「持ちビルがあって固定収入がある」といった人がビルの1Fで道楽のようなBARをやっていたりしたらどうでしょう?
昼間は自由にして街をぶらぶらしてますよ? そんなにおかしなことでしょうか?
おかしくないですよね。つまりは「平日昼間に自由な時間があるかどうか」だけでは何もおかしなことは無いんです。
自宅に籠る=外に出ましょう!
これは基本です。
籠ったらダメです。いつも通り規則正しい生活をして、昼間は外に出る服装だけでも整えましょう。
どうせ籠るし誰にも会わないからと言って、1日中寝巻のような服装でいたり、ダラダラとしていたら精神が病みます。
朝日を浴びるのも効果的です。散歩をしましょう。ジョギングができるならなおいいです。とにかく外に出る習慣を怠らずにすることで、人間らしい生活が維持できます。
少数派=いいじゃないですか!個性ですよ
マイノリティーの何がいけないのでしょうか? むしろ誇らしく思ったほうがいいでしょう。
日本は特に個人より組織への帰属が強いのです。これは私も肌で感じてきました。
だからと言って、貴方の価値が組織に劣るわけではありません。
個性と個々人の人格を持った唯一無二の存在があなた自身なのです。
多数派だとか少数派だとか言われるいわれなありません。自信を持ってください。
信用力がない=創ればいい
暴論ですか?いいえ、自分の価値は自分で創ればいいんです。
議員だって、選挙で落ちればただの「人」になりますよね? その辺の気のいいおじさん・おばさんでしょう?
自分が「価値のない人間だ」と思ったら、創るしかないでしょう。
個人事業主になるのもいいですよ。税務署に開業届け出すだけですから。屋号が無くても出せますよ。そこから何かをする=動くことが大事です。
固定収入がない=働く・稼ぐ
とりあえず、これは働くしかないでしょう。上で書いたように個人事業主でもいいですし、転職でも派遣でもアルバイトでもなんでもいいんです。「人」が「動」くと書いて「働く」ですから。
私も転職活動をしています。正直年齢とこのコロナ禍では書類選考すら通らないですが何もしないで負のスパイラルに陥るのだけは避けましょう。
とにかく「お金」の問題であれば働く・稼ぐ手段を探すことです。
考えるより動く
動かなければ、何も変わりません。
動かなければ、負のスパイラルに陥ります。
動かなければ、そのスパイラルに飲み込まれます。
逆境はチャンスと捉えて、行動を起こしてください。それが逆境を乗り切るきっかけを作り、チャンスを広げることになります。
いろいろなことにチャレンジしてください。普段読まないようなジャンルの本を読んでください。意外と「気づき」が多いんですよ、こういう時って。
まとめ
いかがでしょうか。私は経歴が特殊なので参考になるかどうかわかりませんが、とにかく動くことや物事を俯瞰的にとらえ、目先の短期視点にならないようにする心持ちは大切です。
「木を見て森を見ず」の言葉ではないですが、短期的に視野狭窄に陥ってしまうと自分の可能性をスポイルしてしまいますよ。
この記事があなたの心を少しでも軽くできたら幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
ではまた
北の国から…
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