こんにちは、のらねこです。
今回のテーマは「焦らない方法」です。人間、焦ってしまうととんでもない失敗を犯してしまったり、ちょっと冷静になれば考えもしないような行動をしてしまったりするものです。
ここでは、こういった焦りが何故おきるのか? 焦らずに生きる心持ちとは何かということについて書きたいと思います。
なぜ焦るのか?
去年からコロナで仕事が減って焦る…
試験まであと3日しかなくて焦る…
仕事でも勉強でも私たちは焦るという感情を持つことが多いですよね。
そしてたいていは焦っている時に視野狭窄に陥りやすいです。「もうそれしか見えない!」という感じです。
焦っていると思考は狭まるし、判断力は落ちますしIQも落ちます。心身に余裕がなくなると結局は今度は身体の不調をも招いてしまいます。
また、他の人から見た時も余裕が無い人ってすぐわかりますよね? 本人には言いませんが…
では、焦りやすい人とそうでない人の違いは何なのでしょうか?
自信を持っているか
では逆に、私たちはどんな時に焦らず余裕を持って生活できるのでしょうか? それは自信を持って物事に取り組んでいるかどうか? という違いです。
そりゃあいつも自信を持ててれば苦労はしないよ…
そうですよね。では、どうするか? 順に確認していきましょう。
認知すること
これが第一になります。「自分が今余裕が無いんだ」と知ることです。上で書いたように、他の人から指摘してもらえればありがたいですが、なかなかそうは行きません。
また、本人は焦っていますから、他人からのアドバイスを素直に受け入れるかどうかも疑問です。
ですから、自分で気づくことが大事です。
日々の暮らしの中のルーチンで、負担に感じる場面や行動に気づくことです。例えば、毎朝歯を磨きますが、その歯磨き中に仕事の段取りばかり考えているとか、お昼休みに食事もそこそこに午後の仕事に手を出してしまっているとか普段の行動に影響が出ていないかをチェックするのです。
毎日のルーチンの中で追立られていないかをチェックするだけならできるかも…
焦りの種類を理解しよう
焦りの本質にはいくつかのパターンがあります。
-
期日に対する焦り
-
プレッシャーによる焦り
-
想定外のハプニングに対する焦り
例に出したような「来週の試験」に対する焦りは期日に対する焦りです。また、「仕事が減って焦る」はプレッシャーによる焦りです。
想定外のハプニングは、その時にならないと反応が出来ませんが、そもそも余裕のある状態であれば苦も無く対応できるでしょう。
余裕を持つためにすることとは
では、ここからは余裕を持って物事に取り組むためには何が必要か?を考えていきましょう。
用意をすること
期日に対する焦りの場合は、用意をするに越したことはありません。昔から「段取り八分」と言われるように、仕事とはその用意で8割がた終わっているものなのです。
実際に動く部分は残り2割だけ、とにかく段取りをきちんとこなしていくことが余裕を持つカギとなります。
段取りは経験を積むと徐々に上手になりますよ。
他の記事でも触れていますが、段取りもスモールステップで、細かく用意をしていきましょう。
一気に用意を終わらせようとすると、結局時間的余裕が無くなってプレッシャーによる焦りになってしまいます。
インプットを増やすこと
段取りもプレッシャーも、自分の中に経験値としての蓄えが少ないと途端に焦りレベルが上がります。
経験が足りないうちは、本を読むでも映画を見るでも良いのでまずは自分の中へのインプットを増やす努力をしましょう。私の業界ではとにかく多くの「引き出し」を持っていることが最優先事項です。
これは、一般の仕事でも同じことが言えますし、その職業独特のノウハウや経験・技術があるかと思います。
インプットが無ければアウトプットできません。良いアウトプットを恒常的に行うには、その3倍以上のインプットが必要になります。
貧すれば鈍する
これは悲しいかな、事実ですね。
焦っていて心やお金が乏しくなると、頭の回転も悪くなります。上で書いたようにIQも下がります。特に計算処理。
ですから、余裕を持つためには段取り良く、用意をこなしていくことが大切となるわけです。
調子のいい時ばかりではありません。調子の悪い時こそ、次の波が来るまで健康で耐えて抜いて、新しい波に乗れるように用意をしていく心持ちが大事です。
焦らない心・マインドセット
心に余裕が生まれると、頭も働き学業も仕事もうまく回り始めます。
長い人生の中では、どうしようもないハプニング的な焦りがあることもしばしばあります。
いくら自分で段取りをコツコツこなしていても、相手があることだったり急な変更で予定が狂うことなどざらにありますね。
そういう時にこそ、また日々のルーチンの中から違和感がないかを確認してください。そして、100%はあり得ないという心持ちで物事に対処しましょう。
しょせん人と人とがやることですから、100%完璧なことなど無いのです。それが当たり前だと思ってください。
生真面目な人は打たれ弱いと言いますから、自分が生真面目だと感じる人は余計に意識をして完璧を求めないことです。
そうでないと、心身が壊れてしまいます。こちらのほうがよほど問題ですよ。
今回は焦りの正体とその対処法について書きました。
ひとつひとつはごく単純なことなのですが、実はとても大事なことです。私は覚えてる限り3度は大きな波に飲まれていますが、そういった経験も今にして思えば身体を張ったインプットだったんだなと感じることができています。
ですから、今がしんどぃ人に伝えたいんです、しんどぃのは今だけですから、そのしんどさは次の人生の糧となりますよ、と。
転職してキャリアアップしたいなら、こちらも参考にしてください。
ではまた
北の国から…
コメント