こんにちは、のらねこです。
google検索で、自分のブログ名を直球で入れているのに1番に表示されない、しかもSSL化されていないページが出るという非常にSEO的に悪い現象が起きています。【2021.7.4現在】
ここに至った経緯を振り返り、原因を究明することで同じような失敗を踏むことなくサーバ移行とSSL化が出来るはずなので、記事にします。
のらねこと同じ過ちをおかさないように!SEOはだいぶ後退してしまいますよ!
google検索で自分のブログを検索してみる
まずはじめに現在の状況を確認。
google検索でそのものずばりのタイトルを入れてみると、Noteのページが2件上位に出てきます。
3位にやっと本体のブログページがHitしていますが、アドレスを見るとhttpsではなくhttpになっていて、本来のSSL化されたTopページが見当たらず、次の4位以降はSSL化された記事がgoogle検索にひっかかるという状況…
これはSEO的に非常にまずい状況だということがわかります。
何故このようになってしまったのか?思い当たる編集操作を振り返ってみます。
元々はお名前ドットコムサーバでSSL化されていた
この状態になる2週間前までは、このブログはお名前ドットコムのレンタルサーバで運用していました。
サーバー側の設定でSSL化をして、1ヶ月ほど運用し記事を書いていたんです。
この頃はgoogleで指名検索すればちゃんとSSL化されたトップページが1番に表示されていました。
ConohaWingに移行
しかし使っていくとお名前ドットコムサーバの反応が遅く、サイトスピードインサイトも成績が悪かったので引っ越しを考えていたんです。
他にもドメイン取りませんかのメールがスパム並みの頻度で届くとかまぁいろいろ思うところはあったのですが…
そこで、ConohaWingにドメイン移行と同時にサーバ乗り換えを行いました。
サーバー移行した時期とそのときの備忘録
サーバ移行に関しては、以下の記事で詳しく書いていますが、1週間SSL化できない状態になってしまったのです。
一言で書くと、SSL化するための証明書 Let’s Encryptは1週間で5通までの発行制限があるというのが注意点です。
つまりこの間、SSLが解かれた状態でWeb上に載っていたということ。Conohaのワードプレス簡単移行を使うと、httpの状態で移行されます。(そういう仕様です)
この状態は避けるべきです。具体的にはConohaの側にお名前ドットコムのネームサーバを書き込んでおいて1週間乗り切ることです。
Conohaの証明書が取れた後に、切り替えること。
結果論なのでどうしようもないですが、これから乗り換えを検討している人は絶対この方法を取ったほうがいいですよ。
googleのクローラーが…このタイミングで
この状態でGoogleのクローラーが来ると、当然httpのページをクロールしていくことになりますね。
そして、Indexされる、と。
確かめる術はないですが、こういうことでしょう。もっと悪くすると重複コンテンツと判断されたかも。サーチコンソールで拾われたhttpはGoogleが正規ページと振り分けていました。
全ページはインデックスされていませんし、この間アクセス数が落ちていました。
ブログをSSL化した後のgoogle検索の見え方
1週間が経ち、ようやくConoha側のSSL化が完了した後に数日置いて再度検索をしてみると、今度は上の画像のようにhttpとhttpsの2種類のページがMixして表示されました。
同じページはないのですが、画像のようにページ毎にhttpとhttpsが混在する状態。
これも非常に良くない状態ですね。SEO的に
また、サーチコンソールで確認すると、被リンクが無くなっていました。
お名前ドットコムでhttps~に付いていた筈の被リンクが、Conohaのhttps~に引き継げていない状態。
なおかつ、悪いことにSSL化できていない期間に貼られた被リンクは無くなってしまいました。
対策方法
httpとhttpsがミックスされてしまったら、これはもうどうしようもうないので、サーチコンソールからhttpsのページを再登録するしかありません。
ただ1日に登録できるページ数には限りがあるため、1度に全部はできませんのでページが多い場合は注意が必要です。
もちろんほうっておけばgoogleのクローラーが気づいて再インデックスされるでしょうが、2週間経った今のところまだ全ては直っていません。
まとめ
今回、サーバー移行に関わってSSLが無効になった期間があったため、このような不安定な状態になってしまいました。
ドメインの信頼度はリセットされたと考えて、1から積みなおしになります。
SSL化は情報を集めて、慎重にしていかないといけませんね。
以上、失敗談から学んだ経験でした。
お役に立てば幸いです。
ではまた
北の国から…
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